スパイラルテーピング療法について。早いもので10年以上愛用しています。



【10年以上】当院のスパイラルテーピング療法:痛みの原因にアプローチ

当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、当院で長年にわたり多くの患者様にご提供し、その効果を実感していただいている**「スパイラルテーピング療法」についてご紹介させていただきます。実は、この療法を導入してから、もう10年以上**の月日が経ちました。

スパイラルテーピング療法とは?

「スパイラルテーピング療法」は、田中信孝氏によって確立された「スパイラル・バランス療法」の考え方に基づいて考案されたものです。これは単なる局所的なテーピング技術ではありません。人体が正常な機能を維持するために、陰と陽という2つの異なる力が組み合わさってバランスを整えているという東洋医学の基本理論に着目した、総合的な身体調整法です。

自然界の台風や竜巻、DNAの構造に見られるように、多くのものが「螺旋(スパイラル)」状をなしており、これは条件を調和させる最も無理のない様式とされています。この考え方に基づき、私たちの身体の筋緊張や経絡の流れも螺旋状に絡み合って生体を維持していると捉え、それに逆らわない螺旋状(スパイラル状)のテーピングを施すのがこの療法の特徴です。



10年以上培ってきた経験、体験。不思議な結果。

当院がスパイラルテーピングを導入して10年以上が経過しました。

スパイラル・バランス療法では、身体のバランスを保つ仕組みを以下の6つの要因から成り立っていると考えています。

  • 抗重力筋を中心とした左右のバランスの取り方
  • 各筋肉相互間のバランスの取り方
  • 各関節間のバランスの取り方
  • 各関節の動きにおける筋肉のバランスの取り方
  • 体全体の動きにおける筋肉のバランスの取り方
  • 上肢・体幹・下肢の相互のバランスの取り方

当院では、これらの要因を詳細に評価し、患者様の抱える様々な症状、例えば軟部組織損傷(肉離れ、打撲など)や関節周辺部の損傷、さらにはスポーツ障害 などに対し、以下のようなアプローチで対応しています。

  1. 徹底した検査法: 特に、Oリングテストや頸の回旋運動制限検査、脈診などを中心に、筋緊張や痛みの根本原因、そしてテーピングの最適な方向を特定します。Oリングテストで「力がよく入る方向(陽性方向)」にテーピングを行うことで、痛みが軽減または消失する現象は、多くの患者様にご体感いただいております。
  2. 痛みの軽減と機能回復: 施術は、痛みの応急処置として行うだけでなく、保護や補助、そしてリハビリテーションの一環としても非常に有効です。罹患している筋肉や痛む部位の筋緊張を弛緩させ、低下した筋力を強めること、そして腫脹の軽減にも効果が期待できます。
  3. 総合的なアプローチ: 必要に応じて、直流式の微電流を用いる電気療法や、身体の左右のバランスを回復・強化する運動療法 を組み合わせることで、施術効果を最大限に引き出し、根本的な改善を目指します。



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